既卒留学をしてみて
私は2016年3月大学を卒業してから、学位取得ではない留学をしています。
1年間のプログラムで9ヶ月授業+3ヶ月現地企業でインターンシップというもので、修了書はもらえますが、正式な学位ではありません。
それでもなんとか帰国後の就職も決まったので、既卒留学をしてみて思ったことを記録しておきたいと思います。
そもそもなんで卒業後に留学したのか
留学を決める前に就職活動も一通りしていました。
私が就活をしたときはちょうど経団連が就活の時期を変えて8月から選考開始とされたときです。実際水面下での選考がされていたしけっきょく1年でかわったけど。
今になるとほんとに自分だめだったなと情けなくなりますが、そのときは自分がどんな仕事をしたいか、仕事を通してなにをしたいのかをしっかり考えられていませんでした。
なんとなくの大手志向で、なんとなく志望理由も言ってみるけどどこかしっくりこなくて
ESに書けるものはわりと持っていたのと、面接で話すのが苦手ではなかったので、選考は進むものの最終で落ちたり。
そんな中で今回の留学プログラムを知りました。ずっと留学に挑戦したいと思っていたはずなのにしないでここまできてしまったという気持ち、けど既卒になって大丈夫なのかという不安、家族に迷惑をかけるなという気持ち。
悩みに悩みましたが、最終的にはいま行かないと後悔するかもしれない、いま行ってよかったと思えるようにしようと決断しました。
そこからはなるべくお金を貯めようと思ってアルバイトをしつつ、卒業もしないといけなかったので卒論を書いたり、と準備をしているうちに気づけばあっという間に卒業式となり、その4日後にはシアトルに出発していました。
既卒留学してよかったと思うこと
結果論ですが、よかったなと思うのは
学生と社会人の間の1年間にできたこと です。
既卒で来たということもあって、来て1ヶ月後にインターンをはじめたり、ボランティアに行ってみたり、学校の授業以外にもいろいろなことにチャレンジしようという思いを強く持って生活することができました。
留学に来たからこその気づきもありましたし、その中で自分がどんな仕事をしたいか、仕事を通してなにがしたいかという考えにも変化があり、実際に日本で就活をしていたときに受けていた業界とは全く違う業界の企業に就職することを決めました。
もし卒業後の留学を考えている人、迷っている人がいるなら、その選択肢もありなんだな という1つのヒントになれるといいなと思います。